そしてバリ島へ

第2章

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五十路男物語
第2章 バリ島移住奮闘編
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やらないといけない。

必要なのに直ぐには動き出せないのが自分の弱いところです。
だって本当の本当に差し迫っていないから。

海外で収入を得るには如何したらいいか。

★現地で働く
言語力×、コミュ力○、コネ×、稼げる×
まず言語力の時点で論外。
★投資関係
知識・資金力××で不可能。
そもそもド素人が手を出せるモノではありません。
★家賃収入
持ち家のマンションでしたので、それを賃貸に出して家賃収入で暮らす・・・。
ノウハウもなにも無く選択肢に入りません。

うーむ如何したモノか(当時の心の声)
※そもそも本当の本気で切羽詰まって居ない。

行き着いたのが、持っている知識を活かして、日本人相手に収入を得ることでした。

でも、その方法論が判らなくて。
ではなくてそこまで切羽詰まって居なかったせいでもありました。

ネットで色々と調べてブログというものにも手を出してみました。

もちろん収入になるようなものではなく、手探りで触っている程度でした。

色々と形にならない試行錯誤を繰り返しつつ、気がついたら年は明けて春になっていました。

この頃の地に足がついていないフワフワとした不安感と焦燥感は未だに良く覚えています。

そして、心のどこかでまだ
移住話やっばり辞めたってならないかな?
と考える自分もいました。

そんなときほど時間はビュンビュンと飛ぶように流れていきます。

ママ友さん家族もバリ島GO!

私はそこまで懇意にしていなかったのですが、子供の年齢が近い近所のママ友さん家族の安藤さんも海外移住する!という話になっていました。

そして安藤さん家族の行き先も

バリ島

安藤さんの奥さん由香里さんも、バリの陽子さんと親しく、かつ私のうかがい知らぬところで仲良しのママさん同士で情報交換を重ねていたようです。

そんな時に、家族同士で持ち寄りの飲み会をした時にパパ同士で話をしました。

なち
「浩志さん(旦那さん)、生活とか仕事とか不安になったりとかは無いんですか?」

浩志さん
「暫くは家売って入るお金もありますし、インドネシア語の勉強も半年くらいしてます。仕事は今の仕事(専門職)をあちらでも出来るので。まぁなるようにしかならないので(笑)」

はー、未だに自分はやらない理由を探しているのにスゴイなぁと感心するとともに、自分の中に焦燥感だけが募っていきます。

そして、あちらの家族は私がグダグダと二の足を踏んでいるあいだに、あれよあれよいう間に新築の一軒家を売却して、一足先にバリ島へと旅立ちました。

この頃から、私への美雪の言葉は少しずつですが、厳しくなっていきました。

いつまでも本当の本気で危機感を持っては居なかった私にイライラするのは当然だったと思います。

そんなどっちつかずの状態の私をよそに、美雪は精力的に準備に動き回っていました。

パスポートを更新したり、大きなキャリーバッグを買ったり、着々と準備は進んでいきました。

まずは4人でバリに向かい、私は一旦帰国して、美雪と、綾と、優太の3人で先行してバリ生活をスタートする計画でした。

出発前のある夜のはなし

気がつけばあっという間に出発1ヶ月前。
意を決して妻に想いを話します。

なち
「美雪、ちょっと時間あるかな?」

美雪
「ん、どうしたの?」

なち
「(もっともらしい事をゴチャゴチャ話し)海外行きって今すぐ必要なことかな?」

美雪
「ハァ?あれだけ話ししたじゃん?!」
「子供達の未来のためだよ?」
「こんな直前になってなんて信じられない!」

そりゃあこのタイミングでこんな話を出してきたら、ココまでズタボロに怒られるのは当然です。

なち
「いやゴメン、気の迷いだった。」
「いろいろなことが見えなくて不安でさ。」

美雪
そもそも、私はなち君は急いでバリに来なくても大丈夫だって言ったじゃん?

そして、本気の本気で腹を括れないまま、家族4人での出発の日を迎えました。

あの日、飛行機で旅立ったのは家族でした。
私はといえば、まだ日本に心を置いたままでした。

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